メガネレンズの縁をスッキリ見せる職人技
メガネの度数が強くなるとレンズの縁の厚みやウズが目立ちます。
セルフレームや幅広リムのフレームで、レンズのはみ出しを隠しても正面から見るとレンズの縁の白い線が目立ち、いかにも度が強そうに見えてしまいます。
特に丸メガネのように縦幅が長めのフレームの場合には、度数があまり強くなくてもフレームの下側の白い切り口が目立ちがちになってしまいます。
実はレンズの加工の仕方で、正面から見た白い切り口を最小限にすることができます。
名づけて「アンダーすっきり加工」と呼んでいますが、この加工方法でレンズを加工するとフレームの下に見える白い切り口を少なく見せることができます。
度数が強くなるほどアンダーすっきり加工の効果は大きくなります。
丸メガネに限らず、ほとんどのフルリムタイプのメガネフレームへの加工に効果的です。
アンダーすっきり加工 実施例 ASON 40□26
R S-5.5D L S-5.5D OCD64mm EP+1.0mmで加工
右レンズがアンダーすっきり加工、左レンズは通常のオート加工
左右のレンズとも、度数はS-5.5D 屈折率1.5のCR39レンズを使用しての加工です。
レンズ下部の厚みは4.5mmです。
面取り加工も最小にしていますので、左レンズの白い縁は面取りによるものではありません。
少し上から見ると通常のオート加工のウズが目立ち始めます。
一般的に、このアンダーすっきり加工を実施している眼鏡店は大変少なく、このような加工の知識がないところがほとんどです。
度数が強くなるほどアンダーすっきり加工の効果は大きくなりますが、弱度であってもアンダーすっきり加工は効果的な加工方法です。
当店では、ほとんどのメガネレンズの加工でアンダーすっきり加工を実施しています。
別途加工料金はかかりません。
※ アンダーすっきり加工について
丸メガネ研究会公式HPにもう少し詳しく書かれています、こちらも参考にどうぞ。
丸メガネ研究会公式HP アンダーすっきり加工について
丸メガネ研究会HP
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